† 主 の 平 和
| 金剛教会 依田 修治 私は長い間、悩んで来ました。いつもどうしたら良いのだろうか！何をどうすれば良いのかと。何をしたら良いのだろうか・・・と。 それは「私達信徒は『宣教』をどの様にしたら良いのだろうか」。及ち「宣教の方法」でした。そう！この命題について数年間苦しみました。しかし最近自分なりの結論を得る事が出来ました。それは「大切な人の為に毎日祈る」という方法です。 私達の信仰は「神様が与えてくれた」のだと私は確信しています。神様が教えてくれたのであり、「信じる」ようにして下さったのであり「神を感じる」ようにして下さったのです。この仏教国である日本において私達はどうして「神を信じる者」に成れたのでしょう、囲りは宗教に無関心な人がほとんどなのに何故私達は「イエス」を信じる者になっているのでしょう。 それは「神の力」によるものだと私は強く信じています。神様が信じさせてくれ、神が判らせてくれ、神が私達に信仰の恵みを与えてくれたのだと私は確信しています。 ですから私達は「神の力を信じて、神を信頼して、神を信じて“信仰”を願う」事が宣教の良い方法の一つではないでしょうか。“求めよ、さらば与えられん”有名な御言葉ですが神を信じて心から真剣に信仰を祈り求める事が我々信者がするべき第一の宣教活動かと思っています。この様に祈りにより聖霊が働いて、主を信じる人が増えて来ます。 私はある小さな教会をよくよく知っています。登録人数は１００人ちょっとです。小さな教会ですね、ところがここ数年、７人〜１０人の受洗者が毎年あります。これはびっくりの結果ですね、この教会では月曜以外、毎日ミサがあります。聖体降福式、ロザリオの祈りもしています。信徒はその祈りに参加して特に家族の信仰の為に祈っています。自分の真剣さを表す為に捧げ物もしていました。とにかく毎日「祈り、学び、活動」をしています。リーダーは勿論司祭です。この情況を見て私は目からウロコ、早速色々と聞いて勉強しました。簡単にいうと「信者は家族に対して“多くの責任がある”神様から任されているのだから、家族の為に毎日祈りなさい、特に信仰の面で一人の家族の人に的をしぼり、毎日一年間祈って捧げ物をして、そして教会に誘いなさい。」と具体的に教えてくれました。そこで私は信徒代表として「大切な人の為に毎日祈りましょう」と申し上げました。信頼を持って祈り続けるなら神様はきっと答えてくれます、特に信仰においては！ |