信仰年「信じる」
| 泉北教会 篠崎隼人 2012年10月11日 〜2013年11月24日の「王たるキリスト」の祭日までの1年間を「信仰年」として、ベネディクト16世は宣言されました。 大阪教区は、年間のプログラムとして １「信じる」 ２「祈る」 ３「祝う」 ４「信仰を生きる」 ５「証し人として派遣さる」 と５つの時期に分け、各々のテーマを個人、教会において取り組み、分かち合うことをなげかけています。 １の時期にあたり、「信じる」について私の信仰を振り返ってみました。 「信じる」ということの大切さは、幼児洗礼の私にとって考えて信じることでなくて、ただ単に両親につれられて教会へ、少年時代はミッションスクールで培われた宗教心、成人壮年期では教会の活動を通じての宗教心の成長、今にいたるまでの私にとっての「信じる」ということは、幼児期から壮年期までの、教会に通う、ミサにあずかる、聖体を拝領する、教会活動をする、その中から知らず知らずのうちに「心の中」に育っていったように感じます。「信じる」という事をかしこまって考えることの必要があるでしょうかと思いました。 祈りも苦手、聖書の勉強も苦手の私。しかしミサにあずかり、お御堂の中の十字架上のイエズスさまを視ていると「信じます」と心の中で祈っています。日曜日のミサにあずり、聖体を拝領することで、この１週間人のために何か出来ますようにと祈ります。 ただそれだけしか出来ない『祈り』ですが、ご聖体に対する信心、神への信心、これが私の信じるという事でしょうか。 ・神さまを信じます ・「三日目に復活された主イエズス」を信じます ・「無原罪のおん宿り」を信じます ・様々なカトリック教理を信じます 信じるところから「信仰心」が育ち大きくなり、日常生活の何気ない行いの中に「信仰心」が出るように努めたいと考えます。 「Cｒｅｄｏ」私は信じます。この信仰心を自分だけの信仰に留まらずに親から子、子から孫へと代々信じることの大切さ、信じることの喜びを伝えてゆきたいものです。 |