南地区一日研修会に参加して
| 堺教会信徒 伊達 正弘 受洗して七年が経った私は「分かち合い」が正直苦手だったがこの研修会に参加して「分かち合い」が身近に感じられたことを感謝しています。 松浦謙神父の指導により午前の部は「みことばを分かち合うための７ステップ｣午後の部は｢聖 なる読書｣が各ブロックからの６名のグループの分かち合いをモデルにして行われた。ここで午 前の部を報告します。 午前の部「７ステップ」ではルカ１０．38－42（マルタとマリア）の分かち合い。 ①招きの祈りで始まり。 ②福音がゆっくり読まれ（共同訳） ③各人が読まれた福音の中で特に心にひびいた言葉か節を選び、祈りの心を持って２度か３度繰 り返して朗読。 [イエスを家に迎え入れた][マリアは主の足元に座って]の箇所等各人が違った箇所を選んだ。もう一度フランシスコ会訳の聖書での朗読。 ④沈黙をはさんで再びみことばを味わいながら聴き ⑤どの言葉が心にひびいたか。気づき。自分にとって良い知らせだと思えたこと等自由に分かち合いが行われた。分かち合われた方々の言葉を聴いていて、自分は雑念が多くて、素直な心でみことばを読み取ることが出来ていなかっ たと感じた。 ⑥は行動に向けて。今日のみことばを日常生活の中でどのように活かすことができるかを考える。このポイントは大切だと思う。 ⑦共同祈願の形で分かち合った全員が自由に祈り、皆が知っている祈り（主の祈り）と聖歌でしめくくられた。 質疑応答の形で各教会でのみことばの分かち合いの現況が話された折、次週の主日の福音を テーマにしている教会が多いようでしたが、村田稔神父は、「一週間先は忘れてしまいそうな年 齢なので、７ステップのような形ではないが、その日のミサの福音を分かち合って、引き続いてミ サに入っていますと堺教会の第２、第4火曜日の｢分かち合いとミサ｣を紹介された。 午後の部の最後に、松浦謙、松浦信行、村田稔3司祭によるミサが捧げられた。 今回の研修を開催するにあたり、担当のかわちブロックの方、会場の大阪田辺教会の方に感謝。 |