新年に迎える
堺ブロックチーム アルマンド神父
| 2014年を迎えました。皆さん、新年あけましておめでとうございます。 新しい年の歩みのうえに、主の恵みと平和が豊かにありますように、そして主の恵みと平和を豊かに感じられる年でありますように、日々を過ごすことができるよう祈りたいと思います。 年月がいつの間にか過ぎ去り、2013年が終わりました。2013年には、様々な出来事、特に世界的な出来事が起こりました。それらの事は私たちにどんな影響を与えたのでしょうか。なぜこの様な出来事が発生したか、もしかしたら、神様は何か私たちが神の子として相応しい生き方をするように呼びかけておられるのではないかと思います。私たちは、新しく迎えた2014年を新たに生きるために、人生に起こった一年間の出来事を反省しながら、振り返る必要があると思います。皆さん、これから起こる事、また前方をよく見るために過去を思い出しながら、振り返ってみましょう。 振り返ってみると言ったら、一年間に起った事、つまり、良いこと、よくないこと、がっかりしたこと、楽しいこと、それぞれの経験を共有して、学んだことを見つけねばなりません。そして、その経験を通して、神様が私達に御示しになった愛と恵みを発見する機会でもあります。神様は、この一年間、私達に離れることはなく、ずっとおられて忠実でした。こうして、一年間を終えて、新しい年を開くことで、希望でみたされます。フィリピンには「後ろを向かないと、目的地に着けない。」という諺があります。それは過去の出来事、つまり失敗したことであろうと、成功したことであろうと振り返らなければ、将来のことが見えなくなるということです。 新年を相応しい心で迎えるためこの一年間の歩みと出来事をもう一度、心で静かに味わうことが大切だと思います。それだけに、清い心で新年を迎えるためと、一年の幸せや健康などを、新たな気持ちで祈ります。私たちは新年にどんな自分挑戦ができるのかという呼びかけでもあります。わたしたちの心の中に、新しい自分を始めよう、新しい神のわざを実現させようという新しい希望があれば、必ず神が働きます。そうして私たちは今年、キリストの救いのわざを実現するのです。 皆さん、共に新年を迎えることが出来て本当に感謝します。これはすべて神の計らいです。何故、神がわたしたちに新しい年を迎えさせたのかといえば、新しい年もまた、わたしたちを通してご自分のみこころを行いたいからです。だから、私たちも感謝と喜びにあふれ、この新しい年にますます神様のみ旨を行うことが出来ますように。 また、2014年が私たち一人一人にとって喜び、平和、愛、と神の恵みに満ちた年になりますように共に心をこめて祈りましょう。 |