“ 祝 い ”
| 堺ブロック パトリック神父 今年の５月はめでたい月です。様々な祝いの行事、すなわち祝宴や教会記念祭や誕生日会や司祭叙会周年などが満ちあふれているのです。これらは家族や教会において、また共同体だけでもなく、個人でも飛び上がって喜ぶような祝賀会でしょう。“お祝い”は、私にとって今まで神から与えられた賜物・恵みを感謝するしるしであり、お互いの人生の苦労と幸せを楽しく分かち合うものです。それに、私たち一人ひとりの心が喜びで満たされることで、いのちの原動力の一つといっても、言い過ぎではないでしょう。 ５月中に、堺ブロックでは一連の出来事・イベントが次から次へ催されます。とりわけ５月11日に堺教会が創立90周年・新聖堂50周年献堂の祝いを迎えることになります。昔の堺教会から大活躍して関わって来られた方々、現在その教会に所属し、積極的な役割を果たされている方々、また各小教区から応援をしてくださっている方々にとって、このようなビッグイベントは間違いなく神から共同体への最大な賜物なのです。ですから、感謝しながら共に味わい、共に祝うことは当然なのではないかと思います。当日のために力を尽くした皆さんの協力や努力が多くの実を結び、すべてが大成功になれるようにお祈りいたします。 堺ブロック司祭団の中でも非常に重要な祝いが幾つかあります。高野神父様が５月３日に、米寿、つまり８８歳になられ、そして、神父様の年齢から三分の一くらいのアルマンド神父様が５月８日に31歳の誕生日を迎えます。そればかりでなく、村田神父様は５月21日に、司祭叙階の恵みを受けられてから４８周年になれるのに対して、わたしは、５月16日に司祭叙階５周年を祝うことになるのです。「司祭職としては村田神父様と冗談に比較すればまだ九分の一にも満たない。私の人生はこれからだなあ。」と。 司祭職を旅路に例えれば、私は出発から途中ですが、司祭になられてから、まだ２ヶ月にも経たないハイ神父様はこれからが出発ですよね。後者は５月22日、ベトナムの出身教会で初ミサをされる予定です。皆さんとベトナムへ同行させて頂く私は、自分の叙階の恵みを改めて思い起こしながら、ハイ神父様と共に喜びをもって祝いたいと思います。 こんなにめでたい５月に神に感謝した〜いです。皆さんも、それぞれの人生の出来事を大切にし、祝って感謝しましょう！ |