堺ブロック堅信式
| 堺教会 田中雅康 11月9日 3年に一度の堺ブロック合同堅信式が堺教会で松浦悟郎司教様の司式のもと、執り行われました。今回の堅信式には橋本教会6名、金剛教会2名、泉北教会1名、堺教会20名の方々が受堅しました。受堅者の皆さんは7月から5回の学習会に参加し、この日を迎えました。当初は緊張して学習会に参加していた子ども達も回を重ねるごとに親しくなり、式当日はみんなの晴れやかな表情で式に臨まれていたのが印象的でした。今回の受堅者の大半が中高生でしたが、小学生の頃に比べて自分の考えをしっかりと整理し自分の言葉で話していることに成長を感じ、小学校のリーダーをしている私にとって嬉しく思いました。 また、今回の学習会から教区より堅信の学習にあたって準備の手引きの試用版が発行され、堺ブロックがこの手引きに沿って学習する初めてのブロックとなりました。この手引きが発行される前は、神父さま方と信徒スタッフが過去の経験をもとに、聖書のどの箇所を使おうか、話の内容が子ども達に伝わるだろうか、難かしすぎはしないか、これぐらいのことは知っておいてほしいとか、この言葉だけは心に刻んで貰いたいなど、準備会、反省会に多くの時間を要してきました。今回この手引きができたことで、堅信の学習について受堅者に伝えたい内容が整理され、スタッフにとっても充分に活用できるものでした。 そして今回の学習会で感じたことは、今回参加した堅信学習会のスタッフの上昇志向、エネルギッシュなパワーの凄さです。スタッフのみんなが常に非常に前向きです。毎回の事前のスタッフ会で、子ども達にどうしたら学習会の内容が伝わるかを真剣に考え議論してから本番に臨んでいました。私は、そのスタッフのパワーの凄さに引っ張られて５回の学習会を瞬く間に過ぎた思いで堅信式当日を迎えられたと思います。 最後に、式当日の松浦悟郎司教様の説教でも話されたように、我々は聖霊によって7つの賜物（「知恵」、「理解」、「判断」、「勇気」、「神を知る恵み」、「神を愛する心」、「神を敬う心」）を頂いていると思います。ひとりひとり、頭では理解できていても実際行動に移すのは難しいものです。一人では難しいことでもみんなで一緒に行動に起こせば達成できることがあると思います。だからイエス様は週に１回我々を教会に集めて行動に起こさせようとしているのかなと思います。そして、教会内でできたのだから、学校で、職場で、地域で、と外に向けてその行動を広げて欲しいと思っているのかなと考えます。われわれ信徒は、聖霊による7つの賜物を胸に刻み、これからの信仰生活を一歩一歩、前を向いて進んでいけば良いと思います。 |