| 橋本教会 和田千春 不敬な考え方でしたが、初めて「いつくしみの門」の話を聞いたとき「？？？」「門をくぐって罪が許されるのって、中世の免罪符とおなじ？」と思ってしまいました。 がしかし、頭で考えるのと、巡礼に行って心で感じることは大違いでした。 第一回目は橋本から、第二回目は金剛からバスが出発して仁豊野に着いたとき、高野神父様・ムツシェ神父様・ロベルト神父様に出迎えていただき、その瞬間から私達はあたたかさに包まれていました。 門をくぐり、祈りをささげ、ミサにあずかり、告解をするという流れの中で、大きく私を揺さぶったのは告解でした。告解は、幼いころ学んだ「義務・すべきこと」ではなく、「私の人生を受け取ってもらい、至らないところは神が共に歩んでくださる」という実感でした。そして、”祈る”ことの大切さの再認識でした。 現在、私は子育てに関わる仕事をしています。そこで感じることは、現役のママ達はそのお母さんの愛し方をベースに子育てをしています。負の連鎖を生み出している人もいる一方、周りの人から受けた愛をつないでいく人がほとんどです。 同じように、私も、神からの温かいエネルギー・愛を次の人へしっかり伝えていけたらと心に刻みました。 また巡礼の旅の副産物として、時をともに過ごすこと（特に３回目の交流会）で 他教会 の人・教会カラーをより知る機会となりました。四つの教会に又このような機会が訪れますように願っています。みなさんありがとうございました。 神のはからいに 感謝して |